カフェ&レストラン 旧居留地十五番館(1)  *    

  「Cafe de Kobe 旧居留地十五番館」は、2012年2月29日に閉店し、
    9月15日、 レストラン「TOOTH TOOTH maison15th」(TEL 078- 332-1515)として新たに生まれ変わりました。
    本稿は、閉店前の「Cafe de Kobe 旧居留地十五番館」時代の様子を伝える記録として、
    それなりの意味があり、改稿することなく、引き続き公開することにしました。
     レストラン「TOOTH TOOTH maison15th」の訪問記は、こちらのページをご覧ください。

 神戸の三ツ星を探す「神戸グルメ紀行」
    今回(2009年3月)は
    「cafe de Kobe 旧神戸居留地十五番館」を
    訪ねました。
 cafe de Kobe 旧居留地十五番館
     〒650-0035 神戸市中央区浪花町15番地
     TEL:078-334-0015
     営業時間…11:30〜22:00
     定休日:毎週月曜日(祝日の場合は火曜日)
     アクセス:JR神戸線「三宮駅」
             もしくは「元町駅」から徒歩10分
 左写真は「cafe de Kobe 旧居留地十五番館」の表札 

                  
 左写真は旧居留地十五番館の南面
   旧居留地十五番館はコロニアルスタイルの建物
    ・柱頭飾りのある柱列
    ・2階の南面にベランダがある
       などの特徴をもつ。

 現在は、フランス料理を楽しめるカフェ&レストランや
    結婚式場として、市民に親しまれています。
  

                 

 旧居留地十五番館は
    ・明治13年(1880年)頃に建設され、
    ・明治14年(1881年)から10年間は
       アメリカ領事館として使用された
    ・旧居留地に現存する唯一の商館で、
    ・重要文化財指定建造物

                                             

 これくらい舞台装置の整ったカフェ&レストランはめずらしい。

 俳子がごとき無骨者には敷居が高いけれど、
    意を決して正面玄関(左写真)から入ることに…

                     
 玄関ホールを向けて階段を上る手前に、
    イオニア式の柱列にアーチを架けた
    セルリアーナの仕切り(灰色部分)があります。
    柱は木製で、胴膨らみと、18本のフルーディングがあり、
    柱頭には漆喰で形作りされたヴォリュートと
    呼ばれる渦巻形があります。

 この柱は十五番館の見所のひとつだそうで、
    写真を必ず撮るように、お店の人に勧められました。

         

 左は柱頭の拡大写真。

        

 階段を上ってすぐのところにある部屋。
    ここでワイングラスを傾けながら、
    麗人来たるを待つ…というのはどうでしょう。

            

 2階の西南角の部屋に通されました。

 窓の向こう側はベランダになっていて、
     旧居留地の街並みを眺めながら、
     四季折々のデザートやコーヒーを楽しむ
     ことができるようになっています。 


                   


  
写真は「cafe de Kobe 旧居留地十五番館]」の
   公式ホームページ(現在休止中)より転載

  
 「3月の旬のおすすめコース」を注文しました。
    高知県夜須町で採れたフルーツトマト、イベリコ
    豚背肉とホワイトアスパラガスのサラダ仕立て、
    キンメ鯛のヴァプール うすい豆のピューレ添え、
    オーストラリア産ボビーヴェールのロースト、
    十五番館名物一口ハヤシライス、
    桜のアイスクリームとリンゴのコンポート、コーヒー

 談笑しらがら、2時間かけて食べました。
    上品な、よいお味でした。 


                    
 「神戸グルメ紀行」なので、
    出てきた料理の写真がないと格好がつきませんが、
    料理を味わうことに夢中で、
    写真を撮るのを忘れてしまいました。
 そのことに気づくのが遅くて、
    最後のデザートだけ、かろうじて映しました。
 リンゴのコンポートは温かくて、アイスクリームと
    よくマッチしていました。
    添えられていたペパーミントが香ばしくて、
    春到来を実感しました。  

                                   
 最後にコーヒーを飲んで、
    連れたちが帰り支度を始めたころ、
    部屋に暖炉があることに気づきました。
 この暖炉は、ちょっと目には分かりませんが、
    居留地の歴史の刻まれた時代もので、
 暖炉の枠金物はW.JACKSON.&.SON NEW YORKの
    刻銘があって、ニューヨーク製。
 炉前床タイルはMINTONS CHINA WORKS STOKE
     ON TRENTの刻銘があるイギリス製。
    タイルは震災で割損していたものを継ぎ合わせて
    意匠を複製・補足された とのことです。

                  
 左写真は、玄関入って右すぐにあるフロント部屋。
    連れが精算している間に撮影しました。
 リーズナブルな予算で、おいしい食事が食べれて、
    居留地文化の一端に触れることができて、
    ちょっと申し訳ないような、
    楽しいひと時を過ごすことができました。

                                        
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