ポートアイランド沖の初茜   ポートアイランド沖の初日の出
   
         
  クラウンプラザ神戸の門松     有馬温泉 太閤の湯の元旦
   
        
  有馬温泉 太閤の湯   帆船型周遊船「ロイヤル・プリンス」
   
                
  神戸市北区山田町小部北ノ谷・冬   瀧鯉蔵元倶楽部・酒匠館
   
         
 源平合戦図屏風(兵庫区・新川橋)
       写真はBさん提供
   サクラ
   
        
    ツバキ     ツバキ
   
          
   吉野山・下千本の桜   吉野山・金峯山寺蔵王堂仁王門の桜
   
         
   シャクナゲ   有馬・瑞宝寺の若葉
   
              
    若葉     若葉
   
         
   トトロのぬいぐるみ人形     薔薇
   
          
  春のローズフェスティバル2008     内濠      於:彦根城
   
          
   茂り      於:彦根城     屋形船       於:彦根城
   
             
     青梅     桐の実
   
         
    ゴマダラカミキリ
   
        
   水上バイク    於:須磨の海    水上バイク    於:須磨の海
   
       
   須磨の海    須磨海岸「願いのヤシの木」
   
            
   オニユリ   タカサゴユリ    写真はBさん提供
   
          
   神戸ポートアイランドの雲の峰    神戸ポートアイランドの雲の峰 
   
         
    百日紅    秋のヒマワリ
   
         
    式部の実     芙蓉の実
   
         
    ハロウィン      ハロウィン
   
          
    菊の花     菊の花
   
         
   瑞宝寺公園「もみじ茶会」    瑞宝寺公園「もみじ茶会」
   
         
   瑞宝寺公園「もみじ茶会」    瑞宝寺公園「もみじ茶会」一席券
   
         
   瑞宝寺公園「もみじ茶会」     常盤山査子の実(ピラカンサ)
   
        
    ツワノハナ    ツワノハナ   
   
         
神戸空港ロビーのクリスマスイルミネーション   ブルーのクリスマスツリー
   
          
  モザイク・ロマンチッククリスマス    ポインセチア
   
        
   冬枯れの町   
   
    俳子の俳句横丁
 Photo in こうべ すずらんだい2003
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      俳子俳句セレクション2008
    年足れば 顔が履歴書 実万両
    実千両 老いて定まる 幸不幸
    耐えて待ち 待ちて膨るる 冬芽かな
    人肌に やさしき雨や 春隣
    春立つや たつたひとりの 夢起し
    かぎろいに 歪み揺れたる 街となる
    卒業子 我に余生を 与へくれ
    艱難も 辛苦もありて 花の道
    よもすがら 降りつぐ雨に 桜蘂
    葉桜に なりて整ふ 庭の景
    春愁ふ 紫煙目にしむ ジャズ酒場
    巣の上の 試飛にぎやかに 燕の子
    夏来る マリンジェットの 水飛沫
    敗戦忌 昭和の近く なりにける 
    年経れば 乾く悲しみ 芙蓉の実
    秋落暉 大恐慌が やつて来る
    椎の実を 踏むほかはなき 山路かな
    瑞宝寺 紅葉観音 大菩薩
    冬残照 明石が橋に 灯のともる
    去年今年 魯迅先師を 敬し生く
        2008年 冬
  1  明星の 消えて山際 初茜
  2  地の果ての 更なる涯ての 初日影
  3  太閤を 気取りて有馬 初出湯
  4  孫の手に 渡すものあり 老の春
  5  魅力なき 市場なりとや 大発会
  6  新春の 明るき空と なりにけり
  7  年足れば 顔が履歴書 実万両
  8  実千両 老いて定まる 幸不幸
  9  冬日和 周遊船は 帆を立てず
 10  冬曙 涙に滲む 追悼火
 11  それぞれに ひとつの命 震災忌
 12  冬地震の 日より書捨つる 人となる
 13  冬夕焼 明日には明日の 風が吹く
 14  底冷えて 街薄明の 深しじま
 15  大寒や 心重たく なりにける
 16  春を待つ 両手裏(りょうたなうら)を 握り締め
 17  六甲の 表は霙 裏は雪
 18  神戸とて 奥六甲は 瀧凍つる
 19  雪晴れて 明るき空と なりにけり
 20  雪掻の 済みたる路地と まだの路地
 21  山里に 低き空あり 冬ざるる
 22  耐えて待ち 待ちて膨るる 冬芽かな
 23  日脚伸ぶ 外遊びの子ら をらざれど
 24  人肌に やさしき雨や 春隣
 25  春隣 釈尊大悲 おもふとき
        2008年 春
  1  春立つや たつたひとりの 夢起し
  2  春浅し 余白埋まらぬ 俳句帖
  3  日当たりて 黒板塀の 春めける
  4  早春や 六甲の木々 蘇る
  5  山里の 春呼ぶ雨と なりにけり
  6  しぶき飛ぶ いかなご網の 二艘曳
  7  春陽や 橋の袂の 陰淡し
  8  春風の ますぐに抜ける 曲がり道
  9  外に出でて 春本番を 疑はず
 10  春なれや 野山駈けしを 懐かしむ
 11  春霞 六甲山の 見ゆる街
 12  春の夜に 兵庫津の道 無常風
 13  奢るるも 猛しも滅ぶ 春の夜
 14  絹糸の 縺るるごとき 春の夢
 15  卒業子 我に余生を 与へくれ
 16  待ちわびて 花はまだかと 訪ね来し
 17  初花の 恥ぢらふやうに 咲きにけり
 18  外に出でて わが世の春の 謳歌人
 19  気骨ある 人はいづこや 木瓜の花
 20  桜咲く 俳子生涯 一書生
 21  艱難も 辛苦もありて 花の道
 22  馴初めの 袖ふれあふも 春が宵
 23  紅乙女(こうおとめ) 有楽永楽 椿咲く
 24  同種でも 柄を違へて 花椿
 25  色褪せて なほも散らざる 椿かな
 26  紫木蓮 通るも細き 禅の道
 27  白木蓮 黄ばみ汚れて 散りにける
 28  かぎろいに 歪み揺れたる 街となる
 29  騒めきて あち見こち見の 花見客
 30  さくらさくら さくらのはなの ちりぬるを
 31  よもすがら 降りつぐ雨に 桜蘂
 32  葉桜に なりて整ふ 庭の景
 33  六甲の 春は曙 柔き風
 34  春宴(はるうたげ) 面輪さびしき 歌うたひ
 35  春愁ふ 紫煙目にしむ ジャズ酒場
 36  春浪や 醒めざる夢を 見るごとく
 37  春深し サイト開局 五周年
 38  春惜しむ 間もなく春の 終りけり
        2008年 夏
  1  石楠花や 深く静かに ピアノ曲
  2  子供の日 末娘に飯を 奢らるる
  3  還暦や 家族揃ひて 夏料理
  4  還暦の 夢追ひ人に 若葉晴
  5  柿若葉 窓を隔てて 語りたる
  6  六甲の 青葉若葉に 街埋む
  7  木漏れ日と 葉擦れの音と 新樹香
  8  目瞑れば トトロ出で来る みどりの夜
  9  新緑の 窓辺に寄りて ハーブティ
 10  好きひとに 胸一杯の 薔薇の束
 11  美しく 老ゆるは難し 麦の秋
 12  入梅や 老舗ホテルの 大扉
 13  青梅や 葉陰に見ゆる 赤鳥居
 14  葉隠れの 青き梅実の よく熟れて
 15  青梅の 熟れて願掛け 天満宮
 16  茂れるや 水豊かなる 城ほとり
 17  梅雨催ひ 先を急がぬ 屋形船
 18  さみだれて 彦根が城の 深き濠
 19  五月雨や 彦根が城は 水でもつ
 20  湖の かすむ彼方も さみだるる
 21  五月雨を うけて潤ふ 湖国かな
 22  巣の上の 試飛にぎやかに 燕の子
 23  空低く 時には高く 燕の子
 24  大方は 飛ぶを休みて 燕の子
 25  この国の ありやう思ふ 梅雨の夜
 26  梅雨湿り 心の襞の 腐(くた)れたる
 27  羊蹄(ぎしぎし)や ここは日の本 島の国
 28  半夏生 言葉信じて 騙さるる
 29  喩ふれば 濁世を笑ふ 蟇の声
 30  かみきりの 匍匐前進 きりきり声
 31  どくだみは 苦く十薬 甘しとも
 32  一汁に 三菜の膳 桐は実に
 33  宵涼し 良き御手前と 一礼す
 34  清水湧く 白瀧姫が ゆかりの井  「栗花落の井」にて
 35  里ぬちの 棚田幾重や 大夕焼
 36  南国の 風渡るかに 合歓の花
 37  合歓の花 稚児(ややこ)泣きやむ 子守唄
 38  閑さや 闇夜にしづむ 合歓の花
 39  天空の 気配一変 はたたがみ
 40  梅雨明けや 軒端に残る 忘れ傘
 41  中天に 日輪の神 夏来る
 42  夏来る マリンジェットの 水飛沫
 43  子蟷螂 腹せりあげて 威嚇せり
 44  蜘蛛の囲の 仏前仏後を 憚らず
 45  ががんぼや 嘘百回も 嘘は嘘
 46  鬼百合や 大本営の 欺情報
 47  忘草 人通(ひとかよ)はざれば 道潰ゆ
 48  白百合や 道なき果ての 草深野
 49  土闇を 出でてみ空へ 蝉生る
 50  木々はみな 鬱蒼として 蝉時雨
 51  人工島 遠く小さく 雲の峰
 52  波止岸に 凪浪寄する 暑さかな
 53  稲妻や 人工島の ビル狭間
 54  離陸機の 翼染めたる 夕焼かな
 55  明日がある 今日はひとまず 大昼寝
 56  俳子庵 のらりくらりの 昼寝覚め
 57  迷箸 冷豆腐に 落着ける
 58  大西日 未読放置の 書類束
 59  百日紅 風強き日も 雨の日も
 60  百日紅 百日たてば 紅褪する
        2008年 秋
  1  敗戦忌 昭和の近く なりにける
  2  五色塚 秋誘引の 風立ちぬ
  3  北京五輪 終えて天下の 秋となる
  4  ちろちろち ちろろちろろと 虫鳴けり
  5  虫鳴きて 老いが寝際の 子守唄
  6  虫の秋 すとんと落つる 眠りなか
  7  深眠り 醒むればしげき 虫の声
  8  名月や 星稀(まれ)にして 風渡る
  9  月ありて 貧しき街の 翳蒼し
 10  憂きことは 笑ひ飛ばして 実山椒(みさんしょう)
 11  銀漢や 仰ぎて天に 愧(は)ずるなく
 12  無位無冠 無病息災 天高し
 13  見るがまま 思ふがままに 秋発句
 14  身ほとりに 好き事多し 式部の実
 15  花に佳趣 実に雅趣ありて 式部なる
 16  年経れば 乾く悲しみ 芙蓉の実
 17  離陸せり あなた彼方に 鰯雲
 18  鰯雲 群れ連なりて 鯨雲
 19  秋白し 横丁坂の 石畳
 20  物陰に 素秋の気配 ありにけり
 21  喉首に 皺寄る歳や 秋の風
 22  秋の夜や 聴くも切なき 絶唱歌
 23  秋落暉 大恐慌が やつて来る
 24  奢るたる 者に天罰 秋深し
 25  秋深し 息整へて 単座禅
 26  店先の 巨大南瓜や ハロウィン祭
 27  ハロウィンや 仮装悪霊 徘徊す
 28  長き夜に 荷風断腸 日記かな
 29  長き夜に 俳子断腸 俳句かな
 30  謎少し 解けしと思ふ 夜長かな
 31  椎の実を 踏むほかはなき 山路かな
 32  秋闌けて 遊子悲しむ 須磨の寺
 33  主待つ 広き更地や 野草の実
 34  菊花にも 美醜の序列 あるらしく
 35  菊大輪 ためつすがめつ 品定め
 36  剪り取りて なほも気高き 菊の花
 37  菊枕 老いて夢追ふ 人となれ
 38  おのが眼で 見ざれば暗し ぴらかんさ
 39  茶を愛でて 目には紅葉や 瑞宝寺
 40  瑞宝寺 紅葉観音 大菩薩
 41  照葉して 淡河石峯寺(おうご しゃくぶじ) 三重塔
 42  木の葉散る 仮寓陋屋 俳子庵
 43  木の葉散る かそけき音を 聴きにけり
 44  銀杏散る 輪廻生死を 思ふとき
        2008年 冬
  1  菊ほどの 品はなけれど 石蕗の花
  2  右顧左眄 上行下効 冬に入る
  3  凩や 個の尊厳旗 千切れ飛ぶ
  4  冬めきて 行くも返すも 迷ひ道
  5  寒天に 北極星の 不動なる
  6  霜月の 花にも色香 ありにけり
  7  小春凪 ヨットの水尾の かすかなる
  8  冬港 喫水深き 貨物船
  9  浮寝鳥 波も立たざる 船溜
 10  離陸機も 明石の橋も 冬夕焼
 11  冬残照 明石が橋に 灯のともる
 12  暮早し 海の中にも 誘導灯
 13  落葉して 銀杏大樹の 枝梢
 14  落葉みな 色つや形 異なりて
 15  落葉焚く 空には煙 地には灰
 16  成道や 臘八接心 暁天坐   「禁じ手・中八」チャレンジ句
 17  クリスマス イルミネーション 神戸かな
 18  ポインセチア 孫の乗り来る 南瓜馬車
 19  日向ぼこ 詰みて待つたの へぼ将棋
 20  年暮るる 見張りし人も 見張られて
 21  行き暮れて なほ道遠き 歳暮かな
 22  蓬髪を 刈れば整ふ 年用意
 23  去年今年 魯迅先師を 敬し生く
 24  歳晩や 終り良ければ 全て良き
Photo in こうべ すずらんだい 2008