盆踊り    盆踊り
   
        
 須磨浦公園展望台より明石大橋を望む    菊と蝶
   
       
    秋落暉   神戸フラワーロード
   
       
    神戸ジャズストリート     神戸ジャズストリート
   
       
    神戸ジャズストリート    しどみの実 
   
        
    菊水山の紅葉    平清盛の墓
   
       
    ユリカモメ      ユリカモメ  
   
         
   兵庫運河・冬  
   
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         2009年 秋          *
  1  多雨多湿 豪雨洪水 秋立ちぬ
  2  里の木々 青々として 敗戦日
  3  現し世と 来世のあはひ 盆踊る
  4  六甲の 山姿やさしき 初秋かな
  5  退くも 転ずるもなき 秋来たる
  6  星月夜 み空に花の 咲くといふ
  7  わが胸の 思ひ遥かに 星月夜
  8  須磨浦の 向かいは淡路 秋澄めり
  9  天つ下 四方の国原 稲の秋
 10  ありがたう 声掛け過ぐる 稲穂道
 11  上りあり 下りもありて 秋の雲
 12  秋の蜘蛛 日に腹向けて 囲の中に
 13  秋蝶の 花にとまりて 動かざる
 14  知らざるを 知りて今宵も 秋燈下
 15  秋燈 味読読破の 書を照らす
 16  秋一日 男ひとりの 旅もいい
 17  秋爽や ジャズパレードの 通る街
 18  歌姫の 柳眉愁声 秋深し
 19  秋深し 隣もジャズを 愛づる人
 20  酔ふほどに 神戸北野の 良夜なる
 21  秋ジャズの 余韻にひたる 宴あと
 22  なんとなく 街ゆく人に 秋の風
 23  秋落暉 先を見ぬ国 読まぬ国
 24  咲くもあり 実るもありて 野辺の秋
 25  わけ入りて いづこともなき 秋の暮
 26  野に熟れて 野に落ち果てて 樝子(しどみ)の実
 27  樝子の実 人は幸せ なるが良き
 28  秋料理 食せば我も 大富豪
 29  蔵人と 交はす一献 今年酒
 30  今年酒 違ひのわかる 上戸下戸
 31  日当りて 視界良好 山装ふ
 32  渓流に 浮きて清けき 紅葉かな
 33  錦秋の 六甲の山 たそがるる
 34  いづ方も 薄き心や 暮の秋
 35  暮の秋 民富官貧 素寒貧
 36  身震ひを するがごとくに 銀杏散る
        2009年 冬
  1  柿の木の なほ散り残る 二三葉
  2  煙立つ 見れば里曲の 落葉焚
  3  羽のばす 暇もなくて 神の留守
  4  溜池に 銀鷺一羽 鴨三羽
  5  四五羽来て 気配一変 鴨の陣
  6  小春日や そばに寄り来る ユリカモメ
  7  斑かに 冬毛生え初む 鴎かな
  8  水の面を 鎮めるごとく 浮寝鳥
  9  水禽の 背負ひし影の 揺らがざる
 10  冬鴎立ちて運河に 水の紋
 11  今昔の 禍福映して 冬運河
 12  清盛の 墓捜す旅 暮易し
 13  冬夕焼 ふるさと遠く なりにける
 14  時雨るるや 摂津播磨の 国境
 15  寒昴 平山郁夫 先師逝く
 16  寒北斗 老いて天命 あるを知る
 17  満身の 温まるまで 冬至の湯
 18  古き家に 爺婆ふたり 年忘
 19  実南天 難転ずれば 福となる
 20  緩やかに 時流れゆく 歳暮かな
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