横浜・八景島の初日の出   生田神社の初詣
    
         
   生田神社の初みくじ    舞子ホテルのお正月
   
            
  舞子ホテルの庭   舞子ホテル玄関脇のステンドグラス
   
         
  明石海峡大橋と冬の海    移情閣
   
         
   冬木立    冬木立     写真はBさん提供
   
         
   冬木立    白梅     写真はBさん提供
   
    
  カフェ&レストラン 旧居留地十五番館   カフェ&レストラン 旧居留地十五番館
   
        
   コブシ     
   
              
    山桜    山桜
   
       
   しどみの花     桃の花
   
         
   インフィオラータこうべ     インフィオラータこうべ
   
         
    楠若葉    灘酒蔵の屋根
   
       
    こどもの日     神戸市立王子動物園
   
        
   須磨観光ハウス 花月     須磨観光ハウス 花月
   
          
   薔薇     白薔薇
   
           
   平清盛の雪見御所跡   豊国稲荷神社の坂
   
       
  福原遷都まつり829年祭・パレード     睡蓮
   
       
   八房和膳 鯉川    八房和膳 鯉川の会席料理
   
       
   子供神輿    盆踊り
   
        
 須磨浦公園展望台より明石大橋を望む    菊と蝶
   
       
    秋落暉   神戸フラワーロード
   
       
    神戸ジャズストリート     神戸ジャズストリート
   
       
    神戸ジャズストリート    しどみの実 
   
        
    菊水山の紅葉    平清盛の墓
   
       
    ユリカモメ      ユリカモメ  
   
         
   兵庫運河・冬  
   
    俳子の俳句横丁
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     俳子俳句セレクション2009
       竜の玉 家運隆起を 疑はず
       年長けて また越えゆかむ 寒深山   
       海峡の 波尖りくる 二月かな
       網引の いかなご撥ねて 桜色
       真盛りの うすくれなゐの 花の下
       君とゐる ただそれだけの 花の宴
       どこ行くも 爺がしんがり 子供の日
       会ふときは 薔薇一輪を 胸に抱き
       清盛が 都の跡や 青葉騒
       干乾びし 亡骸ひとつ 夏終わる
       歌姫の 柳眉愁声 秋深し
       咲くもあり 実るもありて 野辺の秋
       斑かに 冬毛生え初む 鴎かな 
       時雨るるや 摂津播磨の 国境 
       寒昴 平山郁夫 先師逝く
       冬夕焼 ふるさと遠く なりにける
        2009年 冬
  1  杉玉に 結びて祈る 初みくじ
  2  淑気満つ 老舗ホテルの 古調度
  3  垂水路に 天地人あり 明の春
  4  竜の玉 家運隆起を 疑はず
  5  めでたしよ 雀寄り来る 注連飾
  6  日翳りて 冬海峡の ざわめける
  7  空色を 映して暗き 冬の海                 
  8  冬の海 沖放く(おきさく)船の 遅々として
  9  冬月や 命果てたる 朝まだき
 10  震災忌 無念の思ひ 今もなほ
 11  寒夕焼 亡き輩は もの言はず
 12  小雀の 宿となりたる 冬木立
 13  素寒貧 群るるほかなき 寒雀
 14  酔へばまた 悲憤慷慨 鮟鱇鍋
 15  青木の実 年経て失せし 羞恥心
 16  寒月や 呪はれ塚の ある里曲
 17  寒月下 竹林白く 浮かび出づ
 18  寒三日月 朔太郎猫 目を病みて
 19  帰りゆく ところなきかに 寒の猫
 20  冬銀河 人知及ばぬ こと多し
 21  寒北斗 知を敬ひて 生きめやも
 22  なにくれと 語り合はせて 懐手
 23  しばらくは 俳子仮寓の 冬籠
 24  目ざむるや 窓辺明るき 雪の朝
 25  冬木立 日は輝きを 失はず
 26  冬木立 虚飾なければ 素にして剛
 27  年長けて また越えゆかむ 寒深山
 28  日脚伸ぶ 茜明かりに 街染まる
 29  紅冬至 雲龍梅の 紅と白
 30  山里に 五風十雨 冬ぬくし
 31  雨降りて 柔らかき土 春近し
        2009年 春
  1  春立つや 起死回生の 一秘策
  2  海峡の 波尖りくる 二月かな
  3  春浅し 海光いまだ 整はず
  4  流氷を 枕に胡獱(とど)の 欠伸かな   テレビで見て
  5  春めきて 句心いとど ときめける
  6  春一番 孫より届く チョコレート
  7  神戸より 春の便りを 新潟へ
  8  ひと夢に ふたつの慶事 梅三輪
  9  残り香の あるかなきかに 梅のひと
 10  網引の いかなご撥ねて 桜色
 11  遠きにも いかなご船の 大漁旗
 12  早春や レトロモダンの 似合ふ街
 13  白梅や 梢に残る 風の韻
 14  陽炎や いにしへ人の 眠る墳(はか)
 15  春霞 遠嶺が先に 瀬戸の海
 16  六甲の 山端にのそり 春の月
 17  汚れちまった 中也の悲哀 辛夷散る
 18  春の夜や ピアノ奏でる 白き指
 19  酒に酔ひ ジャズにも酔ひて 夜半の春
 20  真盛りの うすくれなゐの 花の下
 21  君とゐる ただそれだけの 花の宴
 22  人の世は 移れど須磨の 宵桜
 23  遠来の 友去りてより 花に雨
 24  花散りて あとにねね橋 太閤橋
 25  花散るを 心静かに 眺めけり
 26  高階の 最上階に 花の屑
 27  産土の 花は咲くらむ わが死後も
 28  梅に似て 更にあでやか 花しどみ
 29  花樝子(はなしどみ) 笑み絶やさざる 孫娘
 30  満ち足りて こぼるる笑みや 桃の花
 31  桃咲きて 俄か華やぐ 裏通り
 32  花杏 風に流るる おさげ髪
 33  落椿 小舟のやうに 流さるる
 34  東の 春まゆ月の 明けの空
 35  天空を 横に流れて 春の雷
 36  顔出して ドレミファソラシ 泥蛙
 37  春昼や 太公望の 長き竿
 38  春憂や サックス吹きの 眉間皺
 39  春愁も やがて楽しき ジャズの夜
        2009年 夏
  1  楠若葉 灘酒蔵の 白き壁
  2  どこ行くも 爺がしんがり 子供の日
  3  目に見えぬ 天網見ゆる 五月かな
  4  静かなる 時の贅あり 若葉宿
  5  頬杖を 解かざるままに 窓若葉
  6  これもまあ 一期一会か 新茶飲む
  7  会ふときは 薔薇一輪を 胸に抱き
  8  木漏れ日を うれしと思ふ 薄暑かな
  9  着旧(きふるし)を また取り出して 更衣
 10  顎なでて 脱皮完了 更衣
 11  清盛が 都の跡や 青葉騒
 12  立葵 万騎といへど 武者一騎
 13  夏草や 義経主従 七十騎
 14  夏烏 つはものどもの 跡もなく
 15  おぼつかな 年経るごとの 捩の花
 16  青梅雨や 義経駈けし 鹿の道
 17  荒梅雨や 豊国稲荷 神社坂
 18  梅雨晴や 平家武者の 列が行く
 19  梅雨晴れて 公達衣装 艶やかに
 20  天と地の あはひ巡りて 緑雨なる
 21  睡蓮や 池面に浮かぶ 鯉の口
 22  布袋草 デラシネなるを よしとせり
 23  後はただ 萎るるだけの 白き薔薇
 24  明易し ひときは高き 明の星
 25  明易し 大地目覚むる 刻来る
 26  膳涼し 昔ながらの 町家茶屋
 27  緑蔭や 日の斑わづかに 揺らめける
 28  朝日影 紅もほのかに 未敷蓮華(みふれんげ)
 29  掛け声も どこか幼き 神輿かな
 30  お疲れさん 拳固で拭ふ 顔の汗
 31  六甲に 意気衝天の 雲の峰
 32  山里や 雨降りやめば 蝉時雨
 33  蝉時雨 里行く人の 影もなく
 34  舟虫や 垂水が浜の 舫ひ舟
 35  干乾びし 亡骸ひとつ 夏終わる
        2009年 秋
  1  多雨多湿 豪雨洪水 秋立ちぬ
  2  里の木々 青々として 敗戦日
  3  現し世と 来世のあはひ 盆踊る
  4  六甲の 山姿やさしき 初秋かな
  5  退くも 転ずるもなき 秋来たる
  6  星月夜 み空に花の 咲くといふ
  7  わが胸の 思い遥かに 星月夜
  8  須磨浦の 向かいは淡路 秋澄めり
  9  ありがたう 声掛け過ぐる 稲穂道
 10  上りあり 下りもありて 秋の雲
 11  秋の蜘蛛 日に腹向けて 囲の中に
 12  秋蝶の 花にとまりて 動かざる
 13  知らざるを 知りて今宵も 秋燈下
 14  秋燈 味読読破の 書を照らす
 15  秋一日 男ひとりの 旅もいい
 16  秋爽や ジャズパレードの 通る街
 17  歌姫の 柳眉愁声 秋深し
 18  秋深し 隣もジャズを 愛ずる人
 19  酔ふほどに 神戸北野の 良夜なる
 20  秋ジャズの 余韻にひたる 宴あと
 21  なんとなく 街ゆく人に 秋の風
 22  秋落暉 先を見ぬ国 読まぬ国
 23  咲くもあり 実るもありて 野辺の秋
 24  わけ入りて いづこともなき 秋の暮
 25  野に熟れて 野に落ち果てて 樝子(しどみ)の実
 26  樝子の実 人は幸せ なるが良き
 27  秋料理 食せば我も 大富豪
 28  日当りて 視界良好 山装ふ
 29  渓流に 浮きて清けき 紅葉かな
 30  いづ方も 薄き心や 暮の秋
 31  暮の秋 民富官貧 素寒貧
 32  身震ひを するがごとくに 銀杏散る
 33  柿の木の なほ散り残る 二三葉
        2009年 冬
  1  煙立つ 見れば里曲の 落葉焚
  2  溜池に 銀鷺一羽 鴨三羽
  3  四五羽来て 気配一変 鴨の陣
  4  小春日や そばに寄り来る ユリカモメ
  5  斑かに 冬毛生え初む 鴎かな
  6  水の面を 鎮めるごとく 浮寝鳥
  7  水禽の 背負ひし影の 揺らがざる
  8  冬鴎立ちて運河に 水の紋
  9  今昔の 禍福映して 冬運河
 10  清盛の 墓捜す旅 暮易し
 11  冬夕焼 ふるさと遠く なりにける
 12  時雨るるや 摂津播磨の 国境
 13  寒昴 平山郁夫 先師逝く
 14  寒北斗 老いて天命 あるを知る
 15  満身の 温まるまで 冬至の湯
 16  実南天 難転ずれば 福となる
 17  緩やかに 時流れゆく 歳暮かな
Photo in こうべ すずらんだい 2009