絵馬2010    神戸北野ホテルの松飾
   
        
   六條八幡宮・引目神事     六條八幡宮・引目神事の的
   
        
   木守柿    花韮(はなにら)
   
       
   桜 草    木 瓜(ぼけ)
   
             
   ネギボウズ     オダマキ
   
       
    オダマキ    元町1番街商店街・水曜市
   
         
   ネギボウズ    山藤 
   
     
   太山寺仁王門    布引登山口 
   
        
   フラワーガールドレス     タニウツギ
   
        
   ヒルザキツキミソウ    ラベンダー
   
         
   カシワバアジサイ    カタツムリ
   
         
  東広島市・賀茂鶴醸造(株)の酒蔵    JR御茶ノ水駅北側
   
       
  建設中の東京スカイツリー(写真中央)     東京夜景
   
       
    結婚式     ヨット
   
    俳子の俳句横丁
 Photo in こうべ すずらんだい2003
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        2010年 冬
  1  決着を つける年なり 明の春
  2  ささやかな 心願ひとつ 初詣
  3  恙なく 家族の揃ふ 二日かな
  4  寒暁や 人それぞれの 運不運
  5  俳子いま 冬地震なきが ごとく生く
  6  冬麗や 引目神事の 弓の音
  7  千年家 抱きて眠る 丹生の山
  8  夥し 過ぎしと言へど 木守柿
  9  敦盛や 暁寒き 須磨の浦
 10  人群れて 廉恥忘るる 寒暮かな
 11  貧国に 住みしと思ふ 霜夜かな
 12  迷ひ坂 下りゆく人に 冬の月
 13  寒月や 偽りの町 白々と
 14  ゐかんぜよ 龍馬気取りの 懐手
 15  いざ出陣 三廻りほども 着ぶくれて
 16  霧氷林 心澄みゆく 朝ぼらけ
 17  水洟や 並びて買ひし 中華饅
 18  人はいさ 心も知らず 闇夜汁
 19  白き糸 引くがごとくに 霙雨
 20  日向ぼこ いにしへ人に 添ふごとく
 21  またひとつ 色を添へたる 冬菫
 22  日脚伸ぶ よせばよいのに 遠回り
        2010年 春
  1  厄明けの 願掛け地蔵 春立てり
  2  南の 柔らかき風 春兆す
  3  どことなく 騒めきたちて 雪解なる
  4  梅ふふむ 景気上向く 兆しとも
  5  少しだけ 気取りませうか 春一番
  6  山里も 一雨ごとに 春めける
  7  海上(うなかみ)の 春光眩しき 飛行場
  8  春風に 髪なびかせてゆく 少女かな
  9  棘あれど 可愛い奴や 木瓜の花
 10  我儘に 生くるも良きか 更紗木瓜
 11  花韮や 星屑消ゆる 朝しじま
 12  花韮を 愛でておはやう ござります
 13  吾子連れて 外にも出でませ 桜草
 14  つちふるや 時代遅れの 発句ひとつ
 15  春寒や 責を負はざる 虚誕飛語
 16  散りぬべき 時も知らねで 花万朶
 17  競ひ馬 桜花の下を 駈け抜ける
 18  今生の 贅極まりて 花の寺
 19  人絶えて 桜明かりの 夕間暮
 20  夜桜や 有馬芸妓の 抜き衣紋
 21  今まさに 輪廻再生 木の芽時
 22  六甲や 少し遅れの 山桜
 23  どの道を 行くも夢路や 芝桜
 24  春草の 香り満ちたる 野辺となる
 25  鉢ごとに 名札をつけて 菊の苗
 26  大輪に 咲くはいづれか 菊の苗
 27  俯きて 笑ふ麗人 糸繰草
 28  いらっしゃい どれも採りたて 春野菜
 29  朝早き 卓に浅漬け 春野菜
 30  ひとりより ふたりが良きと 春嫁ぐ
 31  朧夜や うなじにかかる ほつれ髪
 32  人の世の 情けも知らで 椿落つ
 33  いふなれば 曲学阿世 葱坊主
 34  いにしへの 稀人(まれびと)眠る 春の墳
 35  春霞 六ッ連山は 海に沿ひ
 36  風出でて 様相一変 牧の春
 37  山藤や 三身山の 深き森
 38  わが身にも 老皮老臭 春憂ふ
 39  ガンジーの 高貴と悲哀 春逝けり
        2010年 夏
  1  花を撒く 孫のドレスや 夏来たる
  2  柿若葉 水も空気も うまき里
  3  入母屋の 古き山門 若葉映え
  4  若楓 そよめく風は 海手より
  5  夏めきて 光と影の 彩模様
  6  著莪咲いて 雨に苔むす 道祖神
  7  山里の 緑雨あがりて 鳥の声
  8  おいでませ 鈴蘭の花 咲く街へ
  9  祈りたし 五月の空の 澄むほどに
 10  紅朝焼 待てば海路の 日和あり
 11  出港の 汽笛三声 明易し
 12  青嵐 サンバ娘が 街を行く
 13  日当りて やさし昼咲 月見草
 14  唇を 寄すも恥づかし 花薔薇
 15  西洋の 香り豊かに ラベンダー
 16  医者要らず 薬要らずや ハーブ咲く
 17  かりそめの 宿に住み古り 更衣
 18  そち行かば 滅びへの道 空木咲く
 19  花卯木 打座即刻の 俳諧師
 20  海光の 墳墓に届く 日永かな
 21  錯誤また 錯誤重ねて 梅雨半ば 
 22  でで虫の ゆるりと下る 枝梢
 23  遅々として でんでん虫の 歩をやめず
 24  でで虫の 雨降らざれば 殻籠り
 25  手作りの 肴を少し 濃紫陽花
 26  梅雨晴間 天保井水の 滾々と   於:東広島市・西條鶴醸造
 27  サッカーの 試合白熱 明易し  W杯・日本VSデンマーク戦
 28  黒南風や 海舟龍馬 ゆかりの地 於:神戸海軍操練所跡碑前
 29  懐かしの カルチェラタンも みどり中  於:JR御茶ノ水駅
 30  梅雨曇 ゆつくり伸びる スカイツリー  東京スカイツリーを望む
 31  短夜や 不夜城なれば なほのこと
 32  婿殿の 喜色満面 七夕婚
 33  花嫁を 囲みて熱き 夏宴
 34  ふたりなら 険しき道も 花茨
 35  海の日や 汽笛一斉 吹鳴す
 36  海に出て 空のあなたに 夏燕
 37  風を得て 小波越えゆく ヨットかな
 38  滴りて 水琴窟の 高き音
 39  滴りて 裏六甲の 空蒼し 
 40  雲の峰 湯山が道の 空狭し
 41  政治家の 口先二寸 御器嚙り
 42  片蔭に 入リきらざる 影ひとつ
 43  夏座敷 座して眺むる 庭の景
 44  胡坐より ごろ寝が似合ふ 夏座敷
 45  天国に 近きあはひに 大昼寝
 46  女房の 手抜き息抜き 冷奴
 47  盛夏にも 恙無きかと 便り来る
 48  布引や 風吹きやめば 滝の音
 49  六甲の 裏山暮れて 風の涼
 50  憮然たる 思い募りて 夏果てり
        2010年 秋
  1  剣よりも 強きペンあり 今朝の秋
  2  蜩や 朝な夕なに 鳴きにける
  3  蜩の 鳴きて夜が明け 日の暮るる
Photo in こうべ すずらんだい 2010