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                    待ちわびて 花はまだかと 訪ね来し
                    初花の 恥ぢらふやうに 咲きにけり

                    酔ふほどの 酒はなけれど 花朧
                    花ありて 一菜百味 俳子庵

                    真盛りの うすくれなゐの 花の下
                    君とゐる ただそれだけの 花の宴

                    人の世は 移れど須磨の 宵桜
                    艱難も 辛苦もありて 花の道

                    遠来の 友去りてより 花に雨
                    見に行かむ 雨に耐えたる 花万朶

                    花咲くを 見るも切なき 古戦場
                    もののふは 猛しよ我は 花人に

                    散りぬべき 時も知らねで 花盛る

                    六甲や 少し遅れの 山桜

                    み吉野の 奥千本の 花万朶
                    さくらさくら さくらのはなの ちりぬるを
                    散る桜 谷を渡れば 谷を見る 
                    飛花落花 西行庵は 戸をもたず
                    ひとひらの花屑 旅の鞄より

                    産土の 花は咲くらむ わが死後も
                    よもすがら 降りつぐ雨に 桜蘂(さくらしべ)

                    葉桜に なりて整ふ 庭の景


                    余花一樹 老俳人の たなごころ     俳子


               
                           満開の桜          於:神戸市北区北五葉  
                                   写真はBさん提供 (C) Copyright, Mr.B. all rights reserved.
   
     
                    京都の朱雀に植えられていた名桜スザク ?        撮影:神戸市北区惣山町
    
    
                          吉野山・下千本の桜                    2008.4.15撮影
   
    
                        吉野山・金峯山寺蔵王堂仁王門の桜            2008.4.15撮影
   
     
                             六甲山の山桜                      2009.4.11撮影
    
    
                             六甲山の山桜                      2009.4.11撮影
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