桜  鯛
 
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      2021年 春 ( 13 )   *  
 一個でも にこにこ吾子の 桜餅
 五智網を 曳けばひかりの 桜鯛
 もたいなや 一夜干しなる 桜鯛
 肉体を 脱ぎて荒骨 桜鯛
 小さき葉に 包みかねてや 桜餅
 草餅の ひとつあまりて 子らの声
 平凡と いふ安らぎ チューリップ
 入学児 うれし恥づかし 金ボタン
 恋実験 フラスコの春 沸騰す
 春は曙 空に彩雲 鳥の声
 諏訪山や 一湾の春 まのあたり
 悲しみの 手より流砂を 春磯に
 啄木忌 手よりこぼるる 砂の綺羅
 春磯の 波に消えたる 三行詩
 いたづらに 命ながらへ 啄木忌
 平磯の 骨をひろへば 桜貝
 桜貝 星降る夜の 跡形見
 涙せし 人魚のうろこ 桜貝
 波の音 聞こえくるまで 桜貝
 桜貝 拾ひて小さき 夢ひとつ
 縄文の 波打ち際の 子安貝
      大歳山遺跡公園・舞子浜
 お守りに 燕がくれし 子安貝
 耳寄すや 子安貝より 波の音
 安けしや 宝貝より 人生まれ
 月日貝 吾にも表と 裏の顔
 ひとり居の 砂噛む夕餉 浅蜊汁
 穢濁の 我も受けたや 御身拭
 ウポポイや アイヌ恋しと 囀れる
     「ウポポイ」とはアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」
 神木や 囀の声 光りける
 始祖鳥も 負けず劣らず 囀れり
 囀の 大樹に歌の 神宿る
 囀や 風にあはせて 音を変へて
 気高しよ 囀のこゑ 高まれば
 囀や 大樹に音の 見ゆるかに
 囀に 和さざる鳥も ゐるやうな
 歌おうよ 森に囀 あるやうに
 静寂を 破りて響け 春の歌
 一木の うしろ万木 百千鳥
 不死鳥も 光放つか 百千鳥
 百千鳥 なかに火の鳥 不死の鳥
 ニ三羽の こぼれてなほも 百千鳥
 大空へ ロンド奏でる 百千鳥
 大楠の 万枝に宿れ 百千鳥
 大樹いま 音を忘れて 百千鳥
 鶯に 及ぶものなし 庭に鳴く
 鶯や 空の明るき 方へ鳴き
 鶯に 耳ふくらます 山路かな
 ひとの世は知らず 鶯鳴きやまず

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