じゃがいもの芽
 
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      2021年 春 ( 18 )   *  
 高雄山 笑まば高尾の 山もまた
     六甲山には、高雄山、高尾山という同音のニ山がある
 山笑ふ 低き山にも 名のありて
 山笑ふ 強歩の膝も 笑ひけり
 山笑ふ ニッカズボンの 老紳士
 山笑ふ 住めば他郷も ふるさとに
 山笑ふ 岩にはりつく 鳥の糞
 隠り沼の 泡はさみどり 山笑ふ
 時移る 山が笑へば 水踊る
 旗振山 笑へば背山 みな笑ふ
 ひこばえや 挫折を超えるて 人も生く
 ひこばえよ 須磨飛び松の 切株に 板宿八幡神社
 黄すみれや 草木灰の 残る丘
 山路行く 菫そよぐに 目を細め
 城跡へ 続く山路や すみれ草  丹生山明要寺跡
 ぜんまいや ここは大字 ゼロ番地
 ぜんまいの 新芽ゆるびて 伸びあがる
 ぜんまいや ほどけ易きは 誓ひの手
 馬鈴薯や 柔きピンクの 芽をつけて
 馬鈴薯植う 菜屑を埋めし 菜園に
 花種蒔く いつか大きな 実をなせと
 節立ちの 手に柔らかき 春菜かな
 春菜煮 て嵩も小さき 一握り
 驚天動地 頭の中が 春キャベツ
 モノクロの胎児 輪切りの春キャベツ
      胎児エコー写真
 群れ咲きて 色が淋しも 花大根
 土寄せて 地下立錐の アスパラガス
 独活長けて 白き筋なす 地下が室
 八棟寺跡や 椿は花つけず
 荒蕪地や ぺんぺん草も 生えぬてふ
 免罪符 なぞあるものか 椿落つ
 罪びとの 吐く息重し 花蘇芳
 ひと夜寝の浅蜊や とろき潮を吹く
 命あと 一夜の浅蜊 潮をふく
 壺焼の 栄螺ぐつぐつ 物申す
 息継げる だけで幸せ 海女の笛
 発光す 磯に身投げの 蛍烏賊
 紫や パスタにからむ 蛍烏賊
 クレソンや けふの昼餉は イタリアン
 仕切り板越しや ふたりの春昼餉
 円卓を 廻して中華 春料理
 なによりも 色のはなやぐ 春料理

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