クワコ(蛾)
 
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       2021年 夏 ( 25 )   *
 
  961  カフカ読む 我も毒虫 赤蜈蚣
  962  そこだけが 鳶頭百足の 異空間
  963  百足虫這ふ 百のすり脚 音もなく
  964  ダダダダダ 駄駝駄駝駄駝駄 百足虫逃ぐ
  965  叩かれて のたうちまはる 百足虫かな
  966  げじ叩く もげし脚なほ 動き這ふ
  967  ごきぶりや 老いがひとりの ゴミ屋敷
  968  御器嚙り 夫婦茶碗に 糞たれて
  969  ごきぶりの ゆくは物陰 裏の道
  970  世にこびず 世に容れられず 御器嚙り
  971  ごきぶりは 隙間に生きて 死すのみぞ
  972  君放つ 影より出でて 黒揚羽
  973  路地裏の 百花繚乱 黒揚羽
  974  揚羽蝶 花から花へ 酔ふごとく
  975  野の花に 恋をするかに 揚羽蝶
  976  黒揚羽 濁れる水を 呑みもして
  977  一瞬や 烏揚羽の 影光る
  978  黄揚羽や 空へ金粉 こぼし飛ぶ
  979  黒揚羽 追ひて思はぬ ところまで
  980  ひかり野へ 残像白き 黒揚羽
  981  夏蝶の 挑みて越えず 風の壁
  982  夏蝶や 風にあらがふ こともなく
  983  草原の 明るき上を 夏の蝶
  984  丈高き 草の上飛ぶ 夏の蝶
  985  あだしのの 超空間へ 夏の蝶
  986  夏空へ消えて 光の蝶となる
  987  夏蝶の 死すれば重く 地に伏して
  988  燈蛾飛ぶ 対角線の 交差点
  989  コンビニの 明るき孤燈 蛾が叩く
  990  夜蛾乱る 電球暗き 裏通り
  991  今生の 今を狂ひて 夜蛾燈蛾
  992  夜盗蛾の 突撃自爆 闇に果つ
  993  死の川や 夜蛾火蛾燈蛾 溺れしむ
  994  心臓の 音が聞こゆる 灯蛾の夜
  995  火蛾飛べり のんどの渇き 知る夜更け
  996  白蛾死す 都会の夜は ひとりの夜
  997  地球儀の 上を闊歩や 家の蠅
  998  阿を出でて 吽の頭上へ 寺の蠅
  999  観音の 頭光まとへば 蠅の王
 1000  蠅嬉々と 波打ち際の 腐乱魚に

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