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      2021年 夏 ( 7 )   *  
 天水の 蔵して千歳 滴れり
 滴るや 等圧線の こみし山
 滴りて 森の恵みを 川筋へ
 滴りを 集めて遥か 大河なす
 滴りて いまPerfect Planet
 犇めきて 我ら住む星 滴れり
 滴りの 鍾乳石となる 日まで
 風奥に 摩耶の泉の 滾々と
 いくとせも 絶ゆることなし 苔清水
 十指より こぼるる清水 また掬ふ
 体内の 水かたむけて 清水飲む
 山の猛者 手窪の清水 飲みほして
 林立の 杉の奥にや 滝一条
 山水の 合してここに 滝と落つ
 高きより 落つればそこが 神の滝
 落つるだけ 落ちて大滝 神となる
 鴨川の 見えざる鮎に 網を打つ
 深き瀬に 水落つる音 岩魚釣る
 山女釣る 水音の中に 息ひそめ
 夏の川 底ひに苔の ぬめり持ち
 白滝や あふるる水の 匂ひして
 滝の水 岩に曲がりて 壺に落つ
 静止する 形がままに 滝落つる
 噴水は どこから見ても 真正面
 雉鳩の 卵殻薄し 南吹く
 鴨の子や 親の水輪の 外に出でず
 海めざす 亀の子のろし 砂まみれ
 時の日や 歯車軽く 時刻み
 玉葱を 刻みて泣かず 厨妻
 玉葱を 軒端つるして 倹約家
 新調の 雨具一式 迎へ梅雨
 吹き降りの 五月雨暗し 咎の身に
 父の日や いつもの顔の 父がゐて
 父の日や 卓袱台返し してみたし
 子は遠し 父の日の父 なほ遠し
 夏至の日や 水をためざる 光井戸
      杉本博司 「江之浦測候所」
 ご褒美を くれそでくれぬ 夏至の空
 羊蹄の 寄せては返す 鬱の花
 小判草 金の亡者が うす嗤ふ
 風失せて なほ揺れ残る 小判草

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