ミミズの死骸
 
       
    一位の実
 
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      2021年 秋 ( 14 )   *  
 敵将の 首をとるかに 南瓜採る
 叶はざる ものは重しか へぼ南瓜
 厨窓の 光ねりこみ 胡麻をする
 白き糸 垂れて蓑虫 宙吊りに
 芋虫の 体の透けて みどり色
 田鼠来る 身じろぎせずに 蚯蚓鳴く
 死ぬ覚悟 いつでもありと 蚯蚓鳴く
 一徳も なきはあらずと 蚯蚓鳴く
 鳴く蚯蚓 踏んで天下の 一珍事
 蚯蚓鳴く 患部に至る 内視鏡
 文字化けの パソコン蚯蚓 鳴きやまず
 Que Será, Será 蚯蚓ケラケラ 鳴き笑ふ
 蚯蚓鳴く 我はおけらに 礼をなす
 干乾ぶる メビウスの輪や 蚯蚓死す
 誰こたふるや われからの 恋歌に
 喝采や 涙頂戴 村芝居
 古稀過ぎて 耳順はず 馬耳の秋
 株の秋 鼻をつまめば 東京ガス
     ひと昔前、株の立会というのがありました…
 金剛の 腰で分け入る 葛が原
 野に放つ 犬に数多や ゐのこづち
 さすらひの 親しき友や ゐのこづち
 草虱 かがみつ抜くる 獣道
 付きやすく 離れがたきよ 藪虱
 捨畑や 泡立草の 黄に染まり
 田の雨や 空向くままの 捨案山子
 里雨に 古着はりつく 捨案山子
 土臭し 畦に横たふ 捨案山子
 捨案山子 星なき夜も 天を向き
 捨案山子 あつけらかんと 天仰ぎ
 茫漠の 空と遊べや 捨案山子
 青春の 屈折蹉跌 青レモン
 レモン切る CTスキャン 異常なし
 レモン切る 古き記憶を 輪切るごと
 青春の狂気 ざくろの実爆ずる
 狂ひ女が 笑ふやうにや 石榴爆ず
 血となれ 肉となれとや 石榴食ぶ
 口裂けて 魔女は石榴の 実をこぼす
 空爆や 木端微塵の 石榴の実
 実ざくろの 一粒ごとの エゴイズム
 哲学を語り 野葡萄噛みくだく
 政治を語り 野葡萄呑みこみぬ
 文学を語り 野葡萄吐き散らす
 野葡萄の 高きはさぞや 酸いからむ
 純なほど 赤く透けたる 一位の実

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