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       2021年 秋 ( 18 )   *  
 681           こぬれ
 小鳥来て 木末隠れに 去りにけり
 682  庭池は 風の遊び場 小鳥来る 俳子生家
 683  啄木鳥の 穴より虫の 霊出づる
 684                      こげら
 逆しまに 幹かけ下りる 小啄木鳥かな
 685  鵙鳴くや 小柄ながらも 美丈夫で
 686  鵙の贄 飢餓線上の 骨と皮
 687  細き枝に 鵙の贄ひとつ 野ざらしに
 688  太陽の 贄と化したる 鵙の贄
 689  虫殺め 蛙吊るして 鵙日和
 690  鵙日和 わが肝ひとつ 木に吊るす
 691  白腹や 泥地にひそむ 蚯蚓喰ひ
 692  森の乱 起きたるかに 椋鳥騒ぐ
 693  血の多き日や 陽だまりの穴惑
 694  地下街の 迷路八方 穴惑
 695  樫棒で をのこがつつく 穴惑
 696  穴惑 五郎太石なき 城垣に
 697  入る穴に 身を絡めてや 蛇眠る
 698  鳴くごとに 声細くなる 残る虫
 699  利鎌虫 変じて今は 蟷螂に
    トガマムシの化石が、久慈琥珀より発見された。
    約8600万年前(中生代白亜紀)の地層からという。
 700  雄どちの 悲鳴も喰ひて いぼむしり
 701  天道も 人道もなき 祈り虫
 702  生き下手の うえに死に下手 祈り虫
 703  蟷螂の 逆三角の 小さき貌
 704  刈りこめど しつこきほどに 泡立草
 705  捨畑や 泡立草の 黄に染まり
 706  奥須磨は 風住むところ 穂草波
 707  放たれて 草の穂絮の 無重力
 708  風にのり 水に流れて 草の絮
 709  草の絮 風になるまで 遠く飛び
 710  草の絮 飛びゆく先は つゆ知れず
 711  貼り替へて 影新しき 障子かな
 712  秋の夜に 由なきごとを あれこれと
 713  長き夜や 事なき日々を 過ごしゐて
 714  長き夜や 妻三行の 置き手紙
 715  長き夜や ままにならぬは 針の穴
 716  長き夜や 円周率を どこまでも
 717  デジタルの世に アナログの長き夜を
 718  長き夜に 両目をあけて カメレオン
 719  書に倦みて 夜長の灯り 猫の息
 720  長き夜も 半畳で足る 老書生

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