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      2021年 秋 ( 3 )   *  
 かなかなや かはたれ時の 森木立
 蜩や 暮れそで暮れぬ 兵が墓
 ふるさとや 夕ひぐらしの 声遠く
 ひぐらしや 夕日の落つる 音が中
 ひぐらしや 暮れゆく森の 小暗がり
 ひぐらしや 村のはづれの 森暗し
 蜩や その日暮らしの 我に鳴く
 かなかなや 心に疼く 響きもち
 蜩の そら音残れり 日暮れ空
 高く鳴き 低く逃げゆく 法師蝉
 夏の蝉うるさし 秋の蝉かなし
 総身を 声にするかに 秋の蝉
 秋めきて ここを先途に 鳴く蝉よ
 秋蝉や 死の影ひきて 鳴き急ぐ
 遠鳴きて 耳を離れず 秋の蝉
 野仏の 片耳欠けて 秋の蝉
 秋の蝉 三日見ざれば 死にをるよ
 秋くらげ 海に漂ひ 海に死す
 寸鉄を 帯びず乱世の 秋を生く
 西瓜熟る 叩けば甘き 音がして
 後ろ手に のぞく古井戸 西瓜冷ゆ
 井桁より のぞく水底 西瓜冷ゆ
 西瓜食む 上目遣いに もの言ひつ
 口端より 庭地にこぼす 西瓜汁
 葉は上に 実は茎下に 月見豆
 朝顔の芽立や 双葉立ちあがる
 朝顔の 蔓先動く 雨上がり
 朝顔の 蔓巻きのぼる 緩き時
 朝顔の 蔓が夜明けの 風つかむ
 蕣は紺 朝顔は白がよき
 紺朝顔 うちの女房は まだ覚めず
 開きては 結んで開く 鉢朝顔
 結びては 開きて三日 紺朝顔
 朝顔や 垣根に捨つる 洗ひ水
 洗顔の 水の残りを 朝顔に
 朝顔の 萎えたるころの 遅昼餉
 夜顔の ひとつひと色 花見ごろ
 朝顔の遺伝子 種にぎつしりと
 小さき手や 朝顔の種 ひとつだけ
 見過ごすや あるかなきかの 稲の花
 稲の花 みれば心の 昂ぶれる
 古寺に さびても秋の 百日紅  妙法寺
 華麗なる 嘘をひらりと 秋扇
 仏壇に 忘れ団扇の 色褪せて
 秋風鈴 とき過ぎてより よく鳴りて
 秋風鈴 忘れし頃に 高鳴りて
 秋簾 きもちよきほど 風抜けて
 秋すだれ 巻き上げらるる こともなく
 血の足らぬ夜か 秋の蚊うなり出づ
 わが胸の 愛渇すれば 秋旱
 秋めきて 自然の恵み 人の恩
 新涼や 日蔭拾はず 歩を止めず
 秋の日の 色をそへてや 処女塚 処女塚古墳
 秋の日の 色なき色を 風が消す

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