鈴蘭台より望む
   雪の六甲山
 
  575 俳子ワールド
 俳子のインターネット歳時記
        写俳版
 俳子のインターネット歳時記
        INDEX版
 神戸観光名所歳時記
 須磨・句碑めぐりの旅
 神戸グルメ紀行
 俳子の守破離俳句
 俳子の独断状
   ホーム
     2022年 新年・冬 ( 4 )   *  
 121  マスクして 免疫不全 症候群
 122  声寒し 不織布越しに 物言へば
 123  マフラーや 首締むるには 軟すぎて
 124  マフラーを 振りて応援 マラソン会
 125  前うしろ 違へてもこり 黒セーター
 126  セーターに 顔を盗られて 手も出せず
 127  外套の その外側の 君を抱く
 128  吊るされて 革外套の 腑抜けやう
 129  インバネス 重き翼を 広げ跳ぶ
 130  インバネス 時代遅れな 句をつくり
 131  着ぶくれて 視角百度の 可動域
 132  身ぶくれの 上に着ぶくれ 老深し
 133  身ぶくれに 着ぶくれを足す 老盛り
 134  着ぶくれて 老躯に帯ぶる 静電気
 135  着ぶくれの 老いは重たし 死は近し
 136  懐手 智者不言と うそぶきつ
 137  無精ひげ 撫でてよりかや 懐手
 138  小銃を しのばせ竜馬 懐手
 139  死の種を 宿して静か 冬籠
 140  よく喋り よく食べもして 女正月
 141  声あげて泣きつ 水洟すするひと
 142  水洟や 餓鬼大将の 袖が先
 143  くつさめや 胡散臭きを 吐き出して
 144  咳ひとつ 声にならざる 半行詩
 145  咳ひとつ わが耳のみが 受けとめて
 146  風邪ひきの 淋しき夜は 鼻をかみ
 147  風邪の子の 眠りに落つる 夜の底
 148  炎より 炎がのぼる とんどかな
 149  とんどの火 両目だるまの 周りにも
 150  とんどの火 爆ぜて達磨は 火達磨に
 151  大寒や 炊き出し飯に 湯気出づる
 152  地震元年 粥施行より 始まりぬ
 153  寒月や 身むちに残る 震度七
 154  寒地震の朝や わぎもが肩を抱く
 155  寒朝や 今も解かざる 心の喪 2022.1.17
 156  怒りても 諦めゐても 息白し
 157  悴めり 子の手を包む 母の手も
 158  寒き夜や 欠けても捨てぬ 夫婦碗
 159  小夜氷雨 ここは色街 ネオン街
 160  ああでもなく こうでもなくて 霙かな

    2022年 新年・冬(3)へ  TOPへ   2022年 新年・冬(5)

     俳 子 の 俳 句 横 丁

 2022年…俳子俳句セレクション 2022
   新年・冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9
   春1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
    / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18
   夏1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
    / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 22
    / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29 / 30 / 31 / 32 / 33
   秋1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12
    / 13 / 14 / 15
   冬1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6
 2023年…俳子の俳句横丁 INDEX 2023
 2021年…俳子の俳句横丁 INDEX 2021
 2020年…俳子の俳句横丁 INDEX 2020
 2019年…俳子の俳句横丁 INDEX 2019
 2018年…俳子の俳句横丁 INDEX 2018
 2017年…俳子の俳句横丁 INDEX 2017
 2016年…俳子の俳句横丁 INDEX 2016
 2015年…俳子の俳句横丁 INDEX 2015
 2011年~2014年…俳子の俳句横丁 INDEX 2011~2014
 2003年~2010年…俳子の俳句横丁 INDEX 1