尻尾でぶらさがる猿
 
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     2022年 春 ( 12 )   *  
 蜷の道 のなりくらりの 泥天使
 蛹より 蝶出るごと 君は裸に
 春の蝶 ドローヒッチの 結び目に
 蝶結び 解きて花より 春の蝶
 蝶よりも 先に飛ぶ影 日は背ナに
 蝶飛ぶや 光残りて 影は見ず
 スカートの 襞より出でて 春の蝶
 吻長き 蝶に聞かれし ささめごと
 遥か来て 空に吸はるる 蝶ひとつ
 一頭の 蝶を攫ひて 空の青
 二枚羽と 見えて胡蝶の 四枚羽
 あるだけの 色を集めて 黒き蝶
 日を受けて 白さ耀ふ 紋白蝶
 見目よりも 汚れし白や 紋白蝶
 大仏の 螺髪へ赤き 平家蝶 能福寺
 蝶鱗粉 つくづく見つむ 指の腹
 絵本より 蜜蜂マーヤ 飛び出づる
 蜜蜂の よくぞ集めし 百花蜜
 蜂の巣や 古家の軒下 破風が内
 定型を 好む蜂の巣 六角形
 蠅型も 蜂型もゐて 虻の軍
 蠅よりも こうるさきは 虻の声
 蜂よりも 凄みありけり 虻の面
 牛といふ 黒き肉塊 虻せはし
 春の蚊の 動き嫋やか 放免す
 川の水 温みてよりの 虫かばね
 雲行きて 色定まらぬ 春の池
 永き日や 日がな一日 椅子に座し
 永き日の 浅瀬に遊ぶ 兜蟹
 永き日の象や 数多の糞たれて
 日溜まりを のたりのたりや 春の象
 こちばかり 聞こへて春の ロバの耳
 草食みて 目元やさしよ 孕み鹿
 色好む孔雀や 春の羽開く
 猫の子や ニャーンと呼べば ニャーと鳴く
 のどけしや 鼻木を引けば 牛が来る
 のどけしや 猿は尻尾で ぶらさがる
 のどけしや 夕日隠れに 小舟ゆく
 老いぬれば 夢千金の 朝寝かな
 朝寝すと思へば 祖母の大往生

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