猫
 
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     2022年 春 ( 15 )   *  
 仔猫抱くためや 遠路を三輪車
 春はあけぼの 妹が寝息の 穏やかに
 あの世まで 参じたるかや 大朝寝
 恙なく 春の日あびて 平和浴
 春昼の あくび一瞬 ウェブ会議
 春昼の 鏡ゆがめて 顔体操
 手を打てば 鳩の寄り来る 春の昼
 春夕べ 目隠しの手が 背後より
 色も香も 乙女めくかや 春の宵
 春宵や 猫もささやく I love you
 春の燈や 君のたたずむ 街角に
 暗がりの 美声に出遭ふ 春の夜
 柔らかき 春に触れてや 指の夜
 祈祷師の 声が揺るがす 春の闇
 春闇や 両性具有 なればよき
 いづこにも 闇の芯なき 春の闇
 マジシャンの 指より消ゆる 春の闇
 マジシャンの 消しし万札 春おぼろ
 マジシャンの 指に生まるる 春おぼろ
 億年も 前の光や 星おぼろ
 文字にせぬ うちは名句や 月おぼろ
 目つむりて 点字に触るる 指おぼろ
 朧夜の 終着駅に 降りる客
 朧夜や 先にお行きよ べとべとさん
 老い顔の 中に我あり 窓おぼろ
 おぼろ夜や 叩きて直す ボケ頭
 朧より おぼろへ白き 影流る
 陽炎の高さに 昼の灯浮標
 陽炎に躓き 風に流さるる
 衣透けて 夕かげろふの やうなひと
 しののめの かひやぐらめく 摩天楼
 海上に 浮く街揺れて 蜃気楼
 蜃気楼 揺れたゆたふは 空か吾か
 海ゆかば 都市が屍か 蜃気楼
 住みたきは 沖つ都や 蜃気楼
 手の届く ところまで来て 逃水に
 逃水を遠く追ひ来て腹空きぬ
 逃水の 最寄りの駅と いはれても
 春愁に 伸ぶるに重き 象の鼻
 春愁の 屈折率を はかりかね
 春愁や どれも似てゐる 百羅漢
 消しゴムで 消すまでもなし 春愁ひ

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