雀の子
 
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     2022年 春 ( 16 )   *  
 囀るや 大樹が空の 明るさに
 囀の 高音低音に 風遊ぶ
 震へてや 囀を吐く 一大樹
 尻尾ふり 胸を反らせて 囀れり
 囀や 悲しきときも 唄が好き
 囀に まぎるるノイズ 鴉鳴く
 眼つむれば なべては失せり 囀も
 囀るや お前も彼女 募集中
 Y軸を 越ゆる高みへ 揚雲雀
 雲消ゆる 雲雀に空を 明け渡し
 雲居より 出づる雲雀の すぐ落ちて
 声もなく 影も残さず 落雲雀
 鴉さへ 一羽じゃ飛ばず 鳥つるむ
 抱卵の燕や 巣に身を潜め
 不思議世や あち見こち見の 雀の子
 雀の子 うぶ毛まじりの 羽ひろげ
 子雀や 羽ふるはせせて 餌をもらひ
 子雀の 餌得るまでの 空騒ぎ
 餌に寄るも 爪先跳びの 雀の子
 貌鳥の 貌あるごとく なきごとく
 松蝉や 近く鳴きても 声遠き
 松蝉の 途切れとぎれの 遠き声
 松蝉の 一声のみを 聞く夕べ
 松蝉の 鳴き止むせつな 風止まる
 鮎の子の その渾身の 堰のぼり
 易々と鮎の子 鳥に喰はれけり
 春鮒を 手繰る重さの 軽ろきこと
 牧場へと 急げや急げ 春の駒
 ポケットに 飴玉ひとつ 昭和の日
 永らへて 昭和百年 昭和の日 昭和百年まであと3年…
 サイコロの 一の目は赤 昭和の日
 昭和の日 卵を割れば 黄の丸に
 日の丸に 時代の歪む 昭和の日
 昭和の日 吉里吉里国の 国旗振る
    井上ひさし氏の小説「吉里吉里人」の中に登場する「赤くも」を
    もじった「くも(蜘蛛)」が、独立国・吉里吉里国の国章。
 昭和の日 万歳よりも 漫才を
 春の野の 径なき先の 忘れ水
 春闌けて 目には見えねど 昼の星
 春惜しむ 我にやさしき 猫パンチ
 今様に 平家の春を 惜しむとや
 逝く春に 別れを告げて ゐるところ

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