萩の屑
 
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     2022年 秋 ( 3 )   *  
 括られて 色濃くなりぬ 庭の萩
 逢ふたびに 君は綺麗に 乱れ萩
 こぼれ散る 萩を惜しみて 阿弥陀堂 須磨・明光寺
 敗者には 敗者の誇り 倒れ萩
 本花より 濃き紫や 萩の屑
 盗人萩 売るほど咲きて 細き道
 女郎花 戒名のなき 墓そばに
 暴風の あとも変はらず 女郎花
 女郎花 をみなの指は 柔らかし
 白ききやう 奈良三彩の 花入れに
 大き家も 人住まざれば 葛の花
 けふ色の 芙蓉もあすは あすの色
 底紅や 心底惚れし ひとなれば
 底紅や 秘むれば拝し 見たくなり
 南縁の窓や ゴーヤの蔓茂る
 ゴーヤ喰ふ 悔し涙を こらへつつ
 切り口は星や オクラの緑濃し
 生オクラ刻めば 白き糸を引く
 満天の星に 満地の蕎麦の花
 百代の過客 一反の蕎麦の花
 梨青し ビートルズより サルトルと
 十日待て まだ青過ぎる 梨なれば
 梨を剥く 地球の皮を 剥くやうに
 白桃や 娘十八 熟れそめ
 桃をむく 白指細く 謎めきて
 桃むくや 妹が真白き 胸の谷
 白桃の 病みて腐るは 果芯まで
 無花果の 熟るるは膿むに 似たるかな
 無花果の 葉もて隠す 喉仏
 無花果の 葉のみを着けて 実は食はず
 無花果を 娼婦のやうに すすり食ふ
 偉丈夫も 猫背になりて 葡萄もぐ
 洗ひ水 くぐらすだけの 黒葡萄
 一粒に ひとつの幸や 葡萄食む
 コスモスの 風が風呼ぶ 風の丘 布引ハーブ園・風の丘
 コスモスや 一花あまさず 風に揺れ
 コスモスや 風にもつれて 色を増す
 逢へばまた 別れはつらし 秋桜
 コスモスや 手をふるのみの 生き別れ
 コスモスの 倒れて細き 茎小枝
 揺れあふて 風船かずら 静かなる

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