案山子
 
     
     トウガラシ
 
     
      棉
 
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      2022年 秋 ( 9 )   *  
 321  うしろ手に 歩く農婦や 里の秋
 322  百姓を 超ゆる億姓 母の秋
 323  日と水と 土が育てし 今年米
 324  掌に載せて 余りに軽ろき 今年米
 325  稲あげよ 雀も仏 なりしかば
 326  雀来よ 落穂ひとつぶ 天与の餌
 327  二の鳥居 臆せず潜る 稲雀
 328  物音に 一斉に翔つ 稲雀
 329  黄金なす 天上天下 案山子翁
 330  襤褸を着て へなへなもへじ 案山子かな
 331  乾田を 護りてさびし 案山子翁
 332  磔に されて笑顔の 案山子かな
 333  田の神を 送るころかや 秋夕焼
 334  田の神が 山へ帰りて 秋収め
 335  野の風に 弥次郎兵衛めく 吾亦紅
 336  共にゐる ことの安らぎ 吾亦紅
 337  吾亦紅 恋の火種の 燃え尽きて
 338  虫鬼燈 幼きころに 置き忘れ
 339  だらしなく 垂れて綾なす 大毛蓼
 340  藍汁の 機嫌よしとや 藍の花
 341  たがために 咲くやも知れず 草の花
 342  金色や 夕日が中の ゑのこ草
 343  喰ひたるは ふたつの命 子持鮎
 344  てかてかの 尖がり帽子 たうがらし
 345  紅濃くば 逆さに吊るせ 唐辛子
 346  唐辛子 吊るせば逆さ 炎めく
 347  喉に燃え 腸にて爆ずる 唐辛子
 348  男爵は 子爵が下か 男爵芋
 349  芋あらし 俳子凡句が 塵と飛ぶ
 350  月並みの 並みの中なる 芋の秋
 351  悪相の じやがいも茹でて 笑はしむ
 352  棉の実の 弾けて白し 畑の昼
 353  棉の実や 清く貧しく 衒ひなく
 354  ひとつ得て ふたつはこぼす 零余子かな
 355  落石と 思へば椎の実 落つる音
 356  櫟の実や 音を違へて 椎の実も
 357  不意なるが楽し どんぐり森に落つ
 358  木の実落つ 森を歩けば 頭や肩に
 359  どんぐり落つ 前に後ろに 音立てて
 360  木の実落つ 音に急かれて またひとつ

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