福 原 京 跡 と 兵 庫 津 の 道 * |
福原京跡と兵庫津の道 INDEX 福原京跡 (春) (夏) (秋) (冬) 兵庫 津の道 (春) (夏) (秋) (冬) 兵庫運河 (春) (夏) (秋) (冬) |
兵 庫 津 の 道 ( 冬 ) |
冬…冬菊や 妓王妓女の 墓小さし (築島 来迎寺) 清盛の 墓探す旅 暮易し 日に飛びて 水に安らぐ 百合鴎 海暗し 水鳥低く 群れ飛びて 千鳥鳴く 輪田の泊の 夕まぐれ 冬鳥は 哀しきかもや 兵庫津も 鈍色の 空を映して 冬運河 (新川運河) 大輪田の 泊静かや 浮寝鳥 敗兵の 逃げ惑ひしも 冬の海 (築島 来迎寺) 冬暮色 勝ちたる者も 今はなく ぎやうさんの 福をたもれと 恵比須講 (蛭子神社) 幸少し 福も少しや 宵戎 寒き日や 兵庫が沖の 潮騒ぐ (兵庫区築地町) 冬怒涛 岬まはれば 経が島 宋船の 寄らで過ぎゆく 冬泊り 冬凪ぎて 平家滅びし 波の音 風花の 水の昏きに 落ちゆける (兵庫運河) 日落つれば 即ち暗き 寒暮かな (清盛塚) 落ちくるは 天の泪か 雪散れり (新川運河) もののふの 栄華盛衰 雪深し 寒涛の 彼方よりにか 鬨の声 (築島 来迎寺) 寒月下 清盛橋の 袂潮 (兵庫運河) 大仏の 面輪やさしき 冬日向 (能福寺) 冬ぬくし 大仏像に 慈耳ふたつ 冬落暉 滅びを急ぐ もののふに (兵庫運河) 冬夕焼 諸行無常の 空が色 冬夕焼 ふるさと遠く なりにける 俳子 |
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清盛塚 |
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兵庫大仏 |
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清盛の墓(能福寺) |
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