葱 坊 主 * 春…葱太く なりてぞ熟るる 葱坊主 葱坊主 学者器用に 物申す いふなれば 曲学阿世 葱坊主 葱坊主 無能無才の 輩にて 雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ)の 葱坊主 葱坊主 責任とらぬ 人ばかり 苦言にも 苦笑冷笑 ねぎ坊主 葱坊主 頭の中は すかすかで 葱坊主 横に倒れて 種散らす 冬…泣き下手な 女がひとり 葱刻む 葱洗ふ 白きを白く きはだたせ 一膳と 一汁二菜 葱刻む 薄味を 好みて老いが 根深汁 一夜経て 味濃厚の 根深汁 根深汁 恨みつらみの 味しみて 俳子 |
![]() |
![]() |
![]() |
前頁(菊の苗)へ この頁のTOPへ 次頁(蝌蚪)へ |
575 俳子ワールド |
俳子の俳句横丁 |
俳子のインターネット歳時記 INDEX版 |
神戸観光名所歳時記 |
須磨・句碑めぐりの旅 |
俳子の守破離俳句 |
俳子の独断状 |
ホームへ |