雛  罌  粟   *

         夏…日当たりて 虞美人草の 花絨毯
           公園の 花壇広きに 虞美人草

           雛罌粟や 野暮な男に いれあげて
           雛罌粟の 咲くも乱れて たゆらなる

           雛罌粟や 風平らかに 野を渡り
           虞妃死して 花になるとや 虞美人草

           雛罌粟の 楊貴妃のごと 断ちきらる
           雛罌粟は 解語の花と 思ふべし

           雛罌粟や 殺したきほど 美しきひと
           揩スけて 虞美人草の 崩れ落つ   俳子


            罌 粟 の 花

         夏…花罌粟や 妖しき光 まとふかに
           花罌粟の 揺るるがままに 我も揺れ

           暁や 花散るまでの 罌粟の露    俳子




                ナガミヒナゲシ

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