新    緑 ( 1 )  *

           夏…新緑や 裸婦像空に 手をひろげ (東遊園地)
             新樹光 神戸女神の ましませる

             新緑の 空気はうまし 飯うまし
             新緑の 光の渦を 野に放つ

             新緑や まぶしき君に 声かけむ
             新緑の 中や妹子が 薄化粧

             夜の新樹 闇の底より 香の立ちて
             星々の手前 新樹の香馥郁

             群れなせる 鳥ひそませて 夜の新樹
             目瞑れば トトロ出で来る みどりの夜

             みどりの夜 指輪まはして ちちんぷい
             吾子眠れ 闇もみどりの 夜なれば

             新緑に うすきみどりの 声放つ (神戸市立森林植物園)
             新緑に 入りて親しむ 鳥語木語

             新樹かげ 本堂かたく 扉を閉ざし
             あなかしこ 新樹が陰に 眠られて

             我もまた 息も静かに みどり中
             森鎮む 青葉の色を 深めつつ

             葉の上に 青葉の陰を 幾重にも
             新緑の みどりの奥の 闇青し

             古寺の 青葉にからむ 雨の糸
             須磨寺の 庭に筋なす 青時雨

             新緑や 小高き丘の 赤鳥居 (神戸市北区鈴蘭台)
             緑映ゆ 朱甍白亜の 洋館に (しあわせの村)   俳子

             神戸市立森林植物園・正門前

       ブロンズ像 「海の栄え」 (久保浩・作)   於:東遊園地

                しあわせの村

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