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          春…布引や 雄滝より雌滝へ 春の水

          夏…滝つ瀬の 岩に映えたる 若葉かな
            青葉して 雌滝雄滝に 夫婦滝

            水を呑み 吐き出す滝と 伝へられ (呑吐ダム)
            滝石の 肌なめらかに 水落つる

            布引の 谷の奥処に 滴れる (布引・雄滝)
            六甲の 水清くして 滝となる

            落合ふて 滝に身投げや 川の水
            山水の 合してここに 滝と落つ

            一滴の水 一瀑となりて落つ
            水踊り 水またしぶき 滝と落つ

            平かな 水乱るるや 滝となる
            流れきて 同じ形に 滝の水

            林立の 杉の奥にや 滝一条
            滝の水 岩に曲がりて 壺に落つ

            滝落つる水 光天に接すかに
            落つるだけ 落ちて大滝 神となる

            布引の 水を集めて 滝五丈
            布引の 水を余して 滝落つる

            布引の 瀬を早みてや 滝と落つ
            さみだれて 激す一瀑 耳熱し
            梅雨滝や 轟音ひびく 耳が中

            踏み跡の 滑りすきは 滝の道
            荒積みの 石階下りて 滝仰ぐ
            瀑音と 滝の飛沫を 総身に

            白滝は 龍棲むところ 水走る (布引・雄滝)
            滝壺や 光の粒の 飛び散りて

            白く落ち 青く鎮もる 滝の水
            滝過ぎて 水なめらかに 流れけり

            とめどなく落ち 滝壺の水増えず
            腹腔に 響く水音 滝暗し
            神宿る滝や 畏れて近寄れず

            風涼し 津の国生田 滝の道
            布引に 歌碑のみちあり 滝涼し

            水神の おはする川や 滝涼し
            白滝や あふるる水の 匂ひして

            布引や 風吹きやめば 滝の音
                           遠山に 滝が一条 音もなく    俳子

                 布引の滝(雄滝)

                           
                 布引の滝(雌滝)

            梅雨の滝(布引渓谷 五本松かくれ滝)

                 高座の滝

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