月 見 草  *

          夏…昼月の 色増すころや 月見草
            日が月へ 移らふ夕べ 月見草

            夕暮れて よりの薄色 月見草
            山に月 野辺には白き 月見草

            天心に 月を掲げて 月見草
            月影を ひとりじめして 月見草

            母恋へば 月より淡き 月見草
            つきみ野の 月見草より 月淡く

            月出でて 待宵草の ほの明り
            君来ずや 待宵草の 数ふえて

            憂きひとの 愛づてふ花や 月見草
            伝へてよ 待宵草の 野に待つと

            月光の 澱みにほのと 月見草
            黄のほのと 月なき夜の 月見草

            月見草 咲きても暗き 夜野面    俳子




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