秋  澄  む  *

          秋…空と山 街と海原 秋澄めり
            遠目にも 塔の風格 秋澄めり
            秋澄みて ポートタワーの 空鼓

            秋澄めり 樽船出でし 灘の浦
            秋澄むや 空に巻雲 巻積雲

            須磨浦の 向かひは淡路 秋澄めり
            秋澄みて こよなく青き 須磨の浦
            秋澄みて 視界良好 須磨日和

            秋澄みて 須磨に過ぎたる 海の青
            須磨の海 秋麗尽くる ところなし

            秋澄めり 離宮の庭は 海に向き
            海に沿ふ 街を望めば 秋澄めり

            秋澄みて 源氏平家の 競ひ星 (須磨浦公園)
            澄む秋の 須磨への道の はるかなる (白川)

            ソプラノの 声のびやかに 秋気澄む
            秋気澄む オルゴール館 コンサート

            六甲は 摂津が高嶺 秋澄めり
            一湾に 六山十水 秋澄めり

            秋澄みて 摩耶八荒が 国見かな
            秋嶺や 兵庫五国を 一望に

            秋澄むや 六甲一の 山景色 (黒岩尾根)
            秋澄むや 小魚さばしる 水の底 (生田川・高雄山堰堤)

            頂に 深き空あり 秋澄めり
            秋澄みて 望みに叶ふ 有馬富士

            秋澄みて 澄めば澄むほど 澄む心
            秋澄むや 太古の空より 届く風

            わが星の 空は球形 秋澄めり
            秋澄みて 水天一如 我ひとり

            秋澄みて 乗りたき雲は 見つからず
            秋澄むや インディゴブルーの 空深し

            秋澄めり 近くて見えぬ 眉の上
            どこまでも 墜ちて底なし 秋の空

            天山の 天上天下 秋澄めり
            秋澄むや 百万尺の 彼方まで
            原子まで 透き通る秋 いただきへ

            四大州 九山八海 秋澄めり
            全方位 眼下全景 岳の秋


            誰のもの でもなくてただ 秋の空
            秋天の 四方八方 縫目なし

            底なしの ロイヤルブルー 秋澄めり
            秋澄むや 諸人天を 崇め生く   俳子

               神戸ポートタワー

             一ノ谷より望む須磨海岸

                石井ダム

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