紫 式 部 の 実  *

           秋…古町の 恋多きひと 式部の実
             実むらさき 眉ひそむれば 愁ひ顔

             実むらさき をみなは艶で 勝負する
             雨雫 実むらさきより またひとつ

             恋歌は 夢か現か 式部の実
             粟玉の ごとく式部の 実むらさき

             いにしへの 雅ほのかに 実むらさき
             花に佳趣 実に雅趣ありて 式部なる

             妻恋へば 月に影なす 実むらさき
             実むらさき 昔美人の 面々に

             無縁塚 たれ供へしか 実むらさき
             枯れてなほ 色香を残す 式部の実

             色艶の 失せて名残りの 実むらさき
             秘むること あるや式部の 実こぼる   俳子





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