冬  の  虹  *

          秋…虹出でて 愛づる人なき 秋の夕

          冬…北の雲 仰げば淡き 冬の虹
            尻向けて 股より覗く 冬の虹

            弱き日を 集めて淡き 時雨虹
            色淡く 半弧に満たぬ 時雨虹

            僥倖に 恵まれゐしか 時雨虹
            まばたきを すれば消ゆやも 時雨虹

            天懸けて 消えてまた出る 時雨虹
            時雨虹 筋書きのなき 物語

            時雨虹 愛の言葉は 失せやすし
            最章を 飾れや冬が 虹の華

            飴あげよ 噓泣きの子の 時雨虹
            冬の虹 あすは良きこと あるやうな

            見上げてよ 冬の神戸に 虹立つを    俳子



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