十 二 月 * 冬…何ごともなく 十二月八日過ぐ 十二月 八日こぞりて 戦争へ 約束の 小指冷たき 十二月 髪きりて 首筋寒し 十二月 妻旅に 我は師走の 家籠り 急かされて 重い腰あぐ 師走かな 親子月 家族新聞 最終号 カラフルな 壁の落書き 十二月 さやうなら 耳が風追ふ 十二月 十二月 極彩色の 街角に 財布には 小銭じゃらじゃら 十二月 十二月 街に横丁 裏通り 行く人の 顔のつぺりと 十二月 極月や 迷走ここに 極まれる 金泉の 湯気濛々と 十二月 来し方と 行く末思ふ 十二月 極月の 山路途切れて 藪漕ぎに 悠然と 山仰ぎ見る 師走かな 十二月 夕日静かに 沈みけり そりぁ〜まあ ぼちぼちでんな 街師走 俳子 |
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